三国協力活動 第9回日中韓青少年外交キャンプでの欧事務局長の特別講義(2022年11月18日、韓国・ソウル) 2022.11.18
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    2022年11月18日、欧渤芊(オウ・ボーチエン)TCS事務局長は、韓国外交部にて開催された「第9回日中韓青少年外交キャンプ」において特別講義を行いました。同キャンプは2012年より毎年、韓国外交部が主催するもので、今年は青少年のネットワークを促進し、三国協力に対する理解を深めるべく、韓国で勉強している日本、中国、韓国の学生45名が集まりました。韓国外交部アジア太平洋局のSEO Min-jung(ソ・ミンジュン)審議官も式典に出席し、歓迎の言葉を述べました。 

    講義にて欧事務局長は、日中韓協力の歴史のほか、既存の政府間協力の枠組みを支援し新たな事業を探求するというミッションを通じ、TCSが三国協力の制度化に向けて行っている取組を紹介しました。パンデミックのみならず三国間の相互認識の低下というこれまでにない困難に直面している現在、特に若い世代が互いの国に対してバランスの取れた視点を持ち、包括的に相互理解を促進していくことが重要である旨強調しました。また、そのためのツールとして、2023年2月の「日中韓青少年交流ネットワーク(TYEN:Trilateral Youth Exchange Network)」及びユース月間の立ち上げに合わせて行われるTCSの様々な青少年事業への参加を奨励しました。 

    講義に先立ち、欧事務局長はSEO審議官と会談し、TCSと韓国外交部の今後の協力について意見交換を行いました。欧事務局長は朴振(パク・チン)韓国外交部長官とも挨拶を交わしました。 

▲ 集合写真